fukufuku story

子ども時代

1979年、大阪府生まれ。
七夕伝説が残る交野市(かたのし)で育つ。
趣味で油絵を描く母親の影響を受けて、黙々と絵を描く子ども時代を過ごす。
母親と一緒に各地の美術館へ行ったのも、楽しい思い出。

学生時代

「大好きな絵を描いて暮らしたい」を実現するべく、
高校から美術専門校へ進学。
そして京都精華大学美術学部マンガ学科へ進学。

マンガ学科の指導方針は「描く量を増やす」
そのため4年間は描きまくる日々に。

1回生の授業は動物園集合で「動物デッサン&クロッキー」。
2回生の夏休み課題には「人物クロッキー1000枚」。
3.4回生には絵本を専攻して制作に励む。

1度だけの会社員時代

実家が手袋工場を営む自営業だったのもあり、
早々にフリーランスとしての生き方を目指す。

が、スキル習得のため大阪のデザイン会社へひとまず就職。
営業兼イラストレーターとして3年間勤務。
mac(Illustrator/Photoshop)・営業いろは・印刷管理などを学ぶ。

フリーランス・東京へ

2005年、26才で念願のフリーランスへ。
単身で東京に上京。
築地・パレットクラブスクールに1年間通いつつ、
イラストファイル作成&売り込み。
2006年にはイラストのみで生計を立てることに成功。

試行錯誤する

2007年~20011年まで、絵本作家を夢見て自主制作に励む。
絵本勉強会や、絵本編集者主催の会へ持ち込むも、出版へ繋がらず挫折。
話のネタが生まれない自分の性格や生活にも悩みだす。

2011年頃からイラスト以外の趣味を作ろうと奔走。
天然酵母パン作り・家具作り・畑で野菜作りなど、各所教室へ通う。

やぼろじと出会う

引っ越しをきっかけに、国立市にある古民家「やぼろじ」に出会い入居。
やぼろじは様々なスキルを持つ人が集まるシェアオフィス。
ガーデンプランナーや大工や建築家、コミュニティ作りを仕事とする人、畑で野菜を作る人など。
新しい価値観に出会い、刺激を受ける。

今までにない挑戦として、手づくり市「やぼ市」を企画。
月に1回、地域の作家さん達と手作り雑貨を販売する。
フクフクストアとしてオリジナル雑貨も作る。

ムスメ誕生

2016年37才で結婚、38才で出産と人生大転換。
当初夫がブラック勤務のため、ワンオペで育児家事に奮闘。
仕事もままならず、体力的にも厳しい日々。

夫婦での話し合いの末、夫がホワイト企業に転職。
家事育児分担により、フクフクに余裕ができ本格的に仕事を再開。

産後に描き始めた「子育てエッセイ漫画」に反応をいただけるのが楽しくて、2020年より本格的に漫画家業を目指す。